今日はドキドキの検査日である。朝一番のスタートなので、午前8時までに病院に行く必要があり、自宅を6時ちょい過ぎに出動。前日に購入しておいた菓子パンを車内でぱくつきながら時間10分前に到着。
病室で術着に着替え、硫酸アトロピンという睡眠薬を飲み終えたShi-マンと対面、開口一番「Shi-マン1人で寂しかったよ〜!!」と怒りながら訴えてきた^^;
そしてペンレスという部分麻酔用のシールを両手の甲と手首に貼ってもらいました。その後麻酔科の伊藤先生に麻酔の変更があった事を説明される。全身麻酔ではなく、静注の局所麻酔になったようである。
それから親子喧嘩のスタートである。
その1
麻酔をする事になったので、必要なのが紙オムツ「もう幼稚園だから紙パンツは履かないの〜
(○`ε´○)」これをなだめる事なく、必要である事を必死に訴える我輩。ゴジラ対キングギドラ状態である(苦笑)
その2
「これ暑いから脱ぐ!」と術着を脱ごうとするのを必死で制す。彼女の手話ボキャブラリーがまだ少ないので、後は我輩の表情で訴えていくしかなかった。朝から凄い顔をしていたであろうの〜朝から登場般若である( ̄∇ ̄;)
その3
「こんなのかぶんない!!」術用キャップも断固拒否状態!看護士さんも加勢して頂きかぶせようとするのだが、我輩の手、看護士さんの手おかまいなしに叩き切る!桃太郎侍まっつぁおである(笑)
嫌がるシーマンをよそに強引にストレッチャーに乗せるも喧嘩しながらなので、頑固一徹抵抗し続けて下さいました。そして検査の為の手術室へストレッチャーで向かうも、横になる事をこばみ、あぐらをかいて怒りモード全開でエレベーターへ。同乗していたおじさん達に笑われてしまった^^;
そして手術室前でも怒りはおさまらず、横にさせようとしても断固拒否、座ったままでうつらうつら始まり、もうちょとで寝そうな時に無理矢理横に寝かせた。それでも寝ながら顔はおもいっきり怒っていた(笑)そしてほどなく落ちてくださいました。^^;
今日の検査は 蝸電図検査と、聴神経の電気刺激検査である。一言で言えば人工内耳になっても効果があるかどうかの判定検査である。
9時5分に手術室に向かい、予定では1時間で検査終了後30分の様子を見てから病室に帰って来る予定である。その間な〜んもする事が無いので、今日は「永遠の野原」という漫画本全11巻を読む事にした。
15分で1册読んでいたので、6巻目が終わる頃待合室へ移動し、Shi-マンの到着を待っていた。しかし、一向に帰ってくる様子が無い、仕方なく待合室に漫画本を持込みそこで待機....
予定時刻を30分過ぎた頃に担当医の熊川 孝三医師が現れた。
「今回の検査の結果をお話するのでこちらで」とプレイエリアへ移動した。
話し始めは、ABRの検査内容の結果からであった。そこで、ちょっと悟ってしまった。実施した順番で結果報告してくださっていたのだろうが、なんとなく、ダメだったんだろうという思いが込み上げ涙がとめどなく落ちてきた。そして蝸電図検査結果、聴神経の電気刺激検査結果と続き、涙はとめどなく溢れていった。
現在のShi-マンの聴神経は、ほんの少ししか反応を見せなかったようである。これは、人工内耳をしても環境音さえも少ししかShi-マンは聴こえないという事である。人が話す言葉は聞き取れないとの事である。難病と診断された時よりも難聴と診断された時よりもかなりがっくり来てしまった。熊川医師と話し終わるまで涙はず〜っと止まる事なく流れていた。それでも最後に「はい、しっかり受入れていきます。」と覚悟を決めた。Shi-マンに最善の事をしていこうと....
そして、Shi-マンが帰ってくるまで何かしていないと又涙が出て来そうだったので、「永遠の野原」の続きを黙々と読んでいた。
途中他の子供達を見ている事が出来なくなり、Shi-マンが帰って来るまでの間席を外させてもらい、車内でボーッとタバコを吸い続けた。そしてたかやんにメールを送る。何本吸ったかも覚えていない程立続けに吸っていたような気がする。吸っている間に色々な事を考えたが、考えても仕方ない!受入れて前向きに行こう!と気持ちを切り替えて病棟に戻った。
ほどなくして戻ってきたShi-マンを見ても涙は出て来なかった。「この子の為に頑張ろう!」といつもの調子を取り戻せた事にホッとしたのも事実である。麻酔から覚めるのはいつなのかと思いながら、Shi-マンの横で又黙々と「永遠の野原」を読み続けていた。
前日午前2時に消灯した我輩も悲しみの最中睡魔と格闘していたなり。そしてとうとう4時30分頃限界ヨロシクになり、Shi-マンの横で一緒に添い寝させてもらった。(脳天気な奴?)
それから時刻は午後5時30分になろうとしていた。その間静注による麻酔薬を洗い流すべく点滴をしていた。500mlが終わり追加の500mlをしてもまだ起きない、そしておしっこも一向にする気配が無い^^; 看護士さんから
「ちょっと無理に起こしましょう」
とゆすったり、くすぐったりとしてくださったのに一向に起きる気配が無い
「シリンジでジュースを口に入れれば起きるかも」
と我輩が提案して、持ってきてもらいやってみる...
と、Shi-マン活動開始である。シリンジから舐めていたジュースに吸い付くようになり、1本終わる頃にようやく御目覚めである(笑)そしてコップ半分のジュースを飲んでやっと覚醒!
そして開口一番
「ご飯食べる〜」( ̄o ̄)(笑)
さっきの悲しみよりもShi-マンの頼もしさに笑いが込み上げてきた。昨夜のブドウジュース以来何も食してなかったので、さぞお腹が空いたであろう。ただ、麻酔の後なので、嘔吐する可能性があり、ゆっくり食べさせるように言われていたので気を付けながら夕飯が始まった。
今日はご飯、ふりかけ(又もらいもの)白身魚のホイル焼き、ホウレン草と人参のおひたし、卵スープである。最初ゆっくり食べさせていたのだが、ペースが早い早い(笑)あっという間に全部間食、残りのジュースも飲んでしまいました。たくましい奴である。
そして帰宅時間が迫っていた。今日はずっと側にいてあげたかったが、そうもいかず、7時30分頃から「明日帰れるからね。」と説得するも「帰っちゃいや〜(T_T)」と泣かれてしまった。覚醒時間が遅かったせいで、帰宅前に眠る事が出来なかったのである。説得が40分を経過した頃、看護士さんに御願いし、後ろ髪を引かれる思いで病院を後にした。明日は早く迎えに行ってあげよう。Shi-マンがんばれ〜!!

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